(成年女子(組手)で準優勝した本間選手)

２９日(日)、西濃運輸空手道部の先陣を切って成年女子(組手)に出場した本間選手は２回戦から登場。準々決勝までの３試合を相手に１ポイントも与えず勝利し準決勝に進出すると、その準決勝も効果的な攻撃で４対１と制し決勝へ。大会連覇を掛けて臨んだ地元東京都代表選手との決勝も、残り１分まで０－０と緊迫する展開の中、最後は相手の勢いの前に惜しくも敗れ連覇を逃す結果となった。

(成年男子(形)で準優勝した新馬場選手)

翌３０日(月)に行われた形競技には、新馬場・時岡両選手が出場。力強い演技で順当に勝ち進んだ新馬場選手は、日本代表の実力者と準決勝で対戦。得意の形で見事４－１と制し決勝に進むと、その決勝では先日の国際大会決勝で敗れた沖縄代表選手と再び対戦。気迫を前面に押し出し見事な演技を披露するもおしくも２－３で連覇を逃した。

(成年女子(形)で3位入賞を果たした時岡選手)

一方、時岡選手もスピード感ある演技で初戦を４－１で制し勢いにのると、続く２回戦・３回戦も５－０と完勝。国体初の決勝進出を目指し挑んだ準決勝だったが大阪府代表選手に惜しくも敗れ３位決定戦へ回った。その３位決定戦では地元東京都代表選手と戦い、見事得意の形で３－２と競り勝ち３位入賞を果たした。