【2016.06.06】 予選⑧ 延長戦制し第5代表でドームへ

　試合は初回西濃先発山下の立ち上がりを攻められ２点を奪われると、３回にも二死から連続失策と四球で招いたピンチで中前打を打たれさらに２点を追加され序盤でリードを許す苦しい展開となった。
　一方打線は、２回に阪本・松本の連打で１点を返すと、５回には阪本・松本・藤中と三本の安打を集中しさらに１点を返し２点差に追い上げた。さらに７回、阪本・松本ともに猛打賞となる安打で出塁し、大野が四球を選び満塁とすると、続く藤中が右翼への同点適時打二塁打を放ち４対４となり終盤で試合を振り出しに戻した。
　序盤に４点を奪われた山下だったが、最速１４６キロの速球を武器に気迫の投球を魅せ両チーム譲らぬまま延長に突入。迎えた１１回二死から、藤中の中前打と相手の失策で二死１・２塁の好機を掴むと、ここでベテラン東名が中前に弾き返し貴重な勝ち越し点を奪うと、その１点を山下が１７７球気迫の熱投で投げ抜き５－４で新日鐵住金東海ＲＥＸを下し３年連続３５回目の本選出場権を獲得した。
　大会期間中の皆さまの温かいご声援誠にありがとうございます。