【2014.11.08】 日本選手権 劇的サヨナラで日本通運に粘り勝ち。

　試合は西濃先発の佐伯が、序盤から走者は許すも味方の攻守が助け、初回には、ライト谷が二塁からタッチアップを狙った走者を三塁で刺すと、三回には、レフト李が二塁から左前打で本塁を狙った走者を正確な送球で刺すなど佐伯を強力バックアップ。
　一方打線は、相手投手の好投の前になかなか走者を出すことができず、張り詰めた緊張感のまま両チーム無得点のまま最終回に突入。
　サヨナラ勝ちを狙う西濃運輸は、9回裏、この試合ひとり気を吐く伊藤が、猛打賞となる右翼線への二塁打で出塁すると、続く阪本が敬遠の四球で歩き、更に金丸が左前打で満塁とすると、二死となるも李の打席の際に、相手投手の投球を捕手が後ろに逸らす間に、三塁走者がサヨナラのホームを駆け抜け、見事1対0で息詰まる接戦を制した。