【2014.07.29】 都市対抗 富士重工下し悲願の黒獅子旗獲得

　二十年振りの決勝進出を果たした西濃運輸は、悲願の黒獅子旗をかけて太田市代表・富士重工業と対戦。
　試合は、二回先頭の伊藤が右翼線への二塁打で出塁すると、阪本が右前打で続き無死１・３塁の好機を掴むと、続く谷が一塁手の頭上をしぶとく越す適時打を放ち幸先良く１点を先制した。
　一方投げては、今大会３試合目の先発となる佐伯が序盤から完璧な投球を披露し相手打線を無失点に抑えると、佐伯の好投に応えるように、打線がワンチャンスをものにし６回には、この日２本目の二塁打を放ち出塁した伊藤を、阪本が気迫の左前適時打でかえし貴重な追加点を奪った。
　中一日での登板となった佐伯は最後まで相手打線に付け入る隙を与えず、散発３安打９奪三振・二塁すら踏ませぬ好投で完封。２対０で富士重工業を下し、永年の悲願であった黒獅子旗を勝ち取った。
　これまで長い野球部の歴史を繋いできた選手・スタッフをはじめそのご家族、関係者並びにいつも温かいご声援を頂くカンガルー会の皆様をはじめとする大垣市民・岐阜県民の皆様に心から感謝申し上げるとともに、大会を通してドームに足を運んで頂き、選手に大声援を送っていただいたたくさんの観客の皆様本当にありがとうございました。悲願の黒獅子旗は獲得をいたしましたが、今後とも引き続き西濃運輸野球部の奮闘に温かいご声援を宜しくお願いいたします。

【第８５回都市対抗野球≪個人賞≫】
・橋戸賞　佐伯尚治（西濃運輸）
・首位打者　伊藤　匠（西濃運輸）
・打撃賞　阪本一成（西濃運輸）
・若獅子賞　伊藤　匠（西濃運輸）

・応援団コンクール　優秀賞　西濃運輸応援部